入院〜その２〜

出産した直後、赤ちゃんが産まれてすぐに母乳が出ると
思っている人がほとんどだと思いますが、
意外とそうでも無く、おっぱいマッサージなどをして

ほぐしてあげることで、母乳の出を良くするのですが
これが思いのほか痛かったです。

陣痛から出産、おっぱいマッサージ、
後で詳しく話しますが縫ったところも痛いし
退院してから乳首も痛くなるし、腰も痛い。

子供を産むのって痛いことがずっと続く！！
と最初の頃は大変な事が続くとそんなことばかり
思って、男はいいなあ、生活が全然変わらないもの。
なんてマイナスなこと思ってたりしたこともありました。

そんな時期も過ぎたので今はそれほど沈んでませんが。

さて、話を戻します。
助産師さんにぐいぐいマッサージされて本当に本当に
痛いマッサージを乗り越え、毎日授乳を頑張っていたところ

黄疸の治療をすることにします。と先生から言われ
ショックを受けます。

後でいろいろな人に聞くと、本当に大したことのない
ことだったのですが、産まれてすぐに光線治療をしている
我が子を見たら本当に泣けてきました。

ですがこの時の経験が私のその後の子育てに
とても大きな変化をもたらしてくれたので
今では良い経験だったと思っています。

２４時間の光線治療。透明の箱に寝かされた赤ちゃんに
目隠しをして、光線をあて続けます。
私は１人ベッドに戻って助産師さんに呼ばれるまで
待っています。

呼ばれると治療している子供のところへ行き、
授乳をしてまた待機・・・という具合です。

この時、心配した助産師さんが私のところに来てくれたのですが
いろいろな思いが交錯して、私、号泣してしまいました。
助産師さんは大丈夫、大丈夫といって抱きしめてくれました。

今考えても大人になって人前で嗚咽をもらすくらい
無くなんて本当に恥ずかしいことをしたと思うのですが
なぜか涙が止まりませんでした。ホント、恥ずかしい。

光線治療は入院中にやってしまった方が断然楽です。
うちの息子は３０００グラム超えて産まれてきたので
入院中に治療が出来て今考えると本当に良かったです。

そして、ほとんどぐずって泣くことも無く、助産師さんの
手を煩わせることも無く褒められて息子は帰ってきました。
私はただただ疲れ果て、息子を傍らに置いて寝ていました。

その時、お疲れさまと助産師さんが来てくれました。
そこで、そういう時は無理せず、沿い乳をするのよ。と
寝ながら赤ちゃんにおっぱいを飲ますやり方を
教えてくれたのでした。

こんな楽な授乳方法があったのか・・・


沿い乳を教えてもらって、退院後の夜の授乳は格段に
楽になりました。
入院中にいろいろな事を教わり、助産師さんには本当に
お世話になりました。