おしりふきの話

私が出産、入院した病院では、市販のおしりふきは
使いませんでした。

入院グッズの中に、小さめのタッパーというのがあり、
一体何に使うのかなあ？と思いながらも準備。

実際の使い方は、そのタッパーに少し水を入れ、
脱脂綿をひたしておいておきます。

赤ちゃんがうんちをしたときに、水に浸した脱脂綿を
使っておしりを拭きます。

これが一番良いのだそうです。
たしかに市販のおしりふきにはいろいろな成分が入って
いますからこれが良いというのは分かります。

ですが退院して、一か月ほどで市販のおしりふきに変えて
しまったと思います。
ちょうどベビーバスを卒業した頃くらいでしょうか。

理由は予想通り、面倒だから。です・・・。
親が手伝いに来てくれている間は、子供の世話だけで
家事などせずにいられたので出来ましたが、

全て自分でやるようになるとやはり面倒でした。
離乳食までの期間は、母乳やミルクのみが赤ちゃんの
食事なので、おむつもそれほどパンパンにはなりません。

離乳食、通常食、おやつ・・・なんて食事の量や食事時間が
いろいろになってくると、おむつかぶれも出やすくなるような
気がします。

そうそう、おしりふきの銘柄と子供の肌の相性もあります。
このメーカーだとよくかぶれるなあというものは使わない
方がいいですよね。
おむつにも同じことが言えます。

風邪なんかひいて、下痢気味になると、てきめんにかぶれます。
ベビーパウダーを毎回つけるか、おむつかぶれ用の薬を
常備しておくかしておかないと、子供が痒がっているのを見ると
本当にかわいそうになります。

風邪気味の時は、水分をいつもよりも多く取らせるので
おむつかぶれ発生率は高くなるように思います。

薬局の薬剤師さんがおっしゃっていましたが、
薬は、今日はつけて、少し良くなったから翌日はつけず、
さらに翌日やっぱり痒そうだからつける・・・。

というのではなく、良くなってきたなと思っても
皮膚の下ではまだしっかり治っていないことがあるので

数日しっかりと塗って、治ったな。とハッキリ分かって
から、それから後はずっとつけない。という使い方の方が
皮膚にとっても良いそうです。

私は薬は子供の頃はなるべくつけない方が良いのかと
思い、前者のようにつけたりつけなかったりを繰り返して
いたので反省しました。

しっかり治すように見た目だけで判断しないで
毎日しっかり塗って様子を見ることにします。